アゲイン 明日への誓い
プロット
香港
10月27日 1990 台灣上映
雨のめぐり逢い
プロット
日本
05月21日 1977 台灣上映
夜のめぐり逢い
プロット
フランス
01月20日 1990 台灣上映
めぐりあい(1968)
プロット
日本
03月27日 1968 台灣上映
めぐり逢い(1957)
プロット
アメリカ
10月23日 1957 台灣上映
めぐり逢い(1994)
プロット
アメリカ
04月15日 1995 台灣上映
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めぐみへの誓い評論(2)
横田めぐみさんのケースは、日本政府が認定した拉致被害者17人の中でも特によく報道され、概要程度は見聞きしていた人も多かろう。しかし評者も含めそうした記憶が風化しつつある人も少なくないはずで、だからこそ、めぐみさんをはじめとする被害者らが受けた理不尽な人権侵害と被害者家族の思いをドラマ形式で観客に疑似体験させる本作は、貴重であり意義深いものだ。
それでいて、決して啓発一辺倒になることなく、純粋な劇映画として見応え十分な出来になっている。原田大二郎、大鶴義丹、小松政夫、仁支川峰子らベテラン陣はもちろん若手の演技も確かだし、自身が作った舞台劇を自ら映画化したという野伏翔監督の演出はキレがあり、サスペンスを盛り上げつつ、恐怖や悲しみ、家族を想う気持ちといったさまざまな感情を効果的に伝えている。
拉致問題についてもっと知りたいという向きには、韓国のドキュメンタリー映画「将軍様、あなたのために映画を撮ります」がおすすめだ(アマゾンのプライム特典で視聴可)。こちらは韓国の映画監督と女優の元夫婦がそれぞれ北朝鮮に拉致され、キムジョンイルのために映画製作をさせられた事件に迫る。2人が拉致された時の状況を語っており、北朝鮮による拉致の実像をより多面的に知る助けになるだろう。