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スカイライン 逆襲評論(5)
少し、優しい気持ちがあればこの映画『スカイライン 逆襲』がSci-Fi映画としてはよく見えて、受け入れることができるかもしれない。
簡単に前二作のあらすじをオープニングで説明する気の優しい本作品の脚本も書いているリアム・オドネル監督さん。 第一作目の『スカイライン 征服』ではただ単純にストレートにエイリアンが地球侵略を分かり易い恐怖で描いていたものが、第二作目『スカイライン 奪還』では、インドネシアのジャワ島の都市、ジョクジャカルタの遺跡・プランバナン寺院群でエイリアンと殴り合いの喧嘩をする往年のマーシャルアーツの達人たちが出ていたカルト愛好者には感涙そのものの映画だったものが、本作品では、エイリアンとの宇宙戦争・格闘武闘映画と大変身を遂げている。第二作目はインドネシアの人たちがどのように騙されて、お調子に乗せられて遺跡でロケなんてよく許したと思えるけれども...
別に前二作を見ていなくても、この映画がどちらかというと一話完結型の "スタンド‐アローン(stand-alone)" と呼ばれる独立型なので本作品だけでも結構楽しめるものとなっている。
オドネル監督という人は、Sci-Fi映画では珍しく、ラストのエンドロールでNG集を見せるあたり、よほど映画製作やSci-Fi映画そのものがお好きに見える一面もある稀な方でした。
前作で死亡したはずのヤヤン・ルヒアンがあっさりした説明で復活し大活躍したり、弾が切れてからの方が兵士の戦闘力が上がったりと前作の良い意味でバカな熱さがさらに進化している大好きな作品でした。
なんかB 級感がアップしたような。前2作みていても内容忘れた感あり。初見ではついていけないと思う。あと、初登場のエイリアンが暗闇にまぎれてもやもやする。けど変わらず宇宙船とかのデザインは昆虫ぽくて好き。
まあ、単純に楽しかった。
そして本編は前作のエンディングからスタート・・・ですがもうリンゼイちゃんがネタ割ってる通りに盛大な卓袱台返し。これで前作観終わった後に期待してた展開はキレイに消えてなくなりました。いやいやそれは普通映画一本使ってやるやつでしょ・・・これはある意味斬新。ということで以降は実質4作目。ということでところでお前は一体誰やねん!?みたいなキャラが現れては盛大に暴れるカーニバル状態。前作で大活躍したグロいルックスの着ぐるみエイリアンの皆様が何か色々麻痺してきてめっちゃキュートに見えてくる辺りは『エイリアン コヴェナント』っぽかったりするんですがそこはB級なので高級感は皆無。逆に前作よりも手作り感が増していて、もうそれは『コブラ』やん!?みたいな昭和の少年ジャンプテイストが漲っていますし、テロップで"ロンドン"と出るけどロンドン感がカケラもないテント村やったりして低予算を隠しもしないデタラメぶりも爽快。後は異星人侵略モノであることを忘れるくらいたっぷりとマーシャルアーツの格闘がてんこ盛りで、前作並みにデッカイ風呂敷を広げるエンディングの後に流れるオマケも含めてアジアンテイストで締め・・・何やねん、この無国籍感は!確かにこれは前作よりも格段にスケールアップしたバカSFです。
そしてお祭りの余韻を噛み締めながら眺めていたエンドロールを埋め尽くすあんまり見たことない綴りの名前はこれリトアニアの皆さんなんでしょうね。ブルガリアやハンガリーに続いてこの国もまたこれからのB級映画を盛り上げてくれるんやろなあとニヤニヤしてしまいました。まあ真面目な映画ファンは怒るかも知れないタイプのふざけた作品ですが、個人的には後100本くらい続けて欲しいシリーズです。楽しい週末になりました。