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フィースト2 怪物復活評論(3)
自宅にて鑑賞。ポルノ紛いの原題(副題)"Sloppy Seconds"が示す通りエログロナンセンスの物凄いオンパレード──但しユーモアはドコ迄もブラック。前作で今一つハッキリしなかった“怪物”が全篇に登場し、そのデザインは『エイリアン4('97)』を髣髴。赤ちゃんの件は不要にも思われたが特典映像内「ギャラリー(本篇の続きに必見すべし)」を観れば納得。クルー、トム、D.A.ゴールドナー、クルー・モシャとギャラガー家が親子三代四人出演(監督のジョンを含めると五人が本作に関係)しており、感慨深い。60/100点。
・鑑賞日:2011年10月29日(土)
見れるとは思いますが、内容がどうも汚い
汚いだけで、話はつまらないし前作の勢いもなくて面白くなかったです。
大いに笑わせてくれた前作。待望久しい『THE FEAST/ザ・フィースト』の続編が帰って来た。
冒頭で必死に生きる蟻の映像が。
あの惨劇が在った翌朝。バーテンの爺さん(監督の実父)とハニーパイは生きていた!
新たに加わったキャスト達と共に、またあの怪物がやって来る。
…と言うか、居た!
徹底した悪乗りに重視した前作が面白かっただけに、新キャラ達の悪乗りに期待をしたいところだったのだが、残念ながら中盤辺りまではそのノリも空回り。単なる仲間内でダラダラとした展開が続くだけ…。
終盤みんなが逃げ込む場所が「あれ?」と思ったら、どことなく『トレマーズ』…いや!『フロム・ダスク・ティル・ドーン』に似たシュチュエーションじゃないか?…と。
そこでやっとこさクライマックスになって、フィーストらしい“女子供に情け容赦無し”の場面が在り、更にグロな映像が。
こうこなくちやね!
しかし、結末をPART3にぼかした事で中途半端さは否めず…。
それでも蟻はしぶとく生き残る。
(2009年7月5日シアターN渋谷/シアター1)